管理職試験A対策~論文編~

現役都庁パパ式対策について
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こんにちは。
ナースママです。

今回は「管理職試験A対策~論文編~」について書いていきます。

管理職試験A(以下、管試A)の対策で避けて通れないのが論文対策です。
この対策についてはかなり時間を要するので各自この記事をしっかり読んで対策をしてください。
この記事の内容は主に論文の型や勉強法について書いていきます。

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論文の出題はどんな感じ?

管試Aの出題はいわゆる都政もののみの2種類です。

(1)で400字程度、(2)で1300字以上1800字程度の分量を書く必要があります。
(1)では与えられた資料を分析して課題を抽出します。
(2)では抽出した課題に対して都が推進すべき施策を論じます。

内容については、過去問が掲示板に載っているようなので確認してみてください。

合格レベルについては色々と噂が出てきますが、正直主任試験のレベルと大して差はないと思っていただいて問題ないと思います。

管試Aだからと言って最初からあきらめずに対策した方が良いです。

ただし、主任試験時には書きやすい「職場もの」がありましがそれと比べると、管試Aでは都政ものしか選べませんし対策にも多くの時間を費やします。内容としてもとっつきにくいでしょう。

受験番号を見ていと、一発合格組は本当に少ないので、あきらめずに何度もチャレンジしてやり抜いて合格を勝ち取っている人がほとんどです。

そもそも論文の型すらできていない人、時間内に採点に必要な1300字すらかけていない人もいますので本気で対策すれば意外といけるかもしれませんよ!

少しでも興味があったら頑張ってみる価値ありです。

論文の対策法

管試Aの出題には「都が実施している又は実施を予定している施策の説明にとどまらずに、あなたの創意工夫を盛り込むこと。」とあるので、以下の2点に触れる必要があります。

①都が既に取組んでいる計画や施策
②自分で考えた施策

①については都の施策がまとめられている冊子や各局のHPを確認し、内容を整理します。
②については①の内容について“自分だったらこうする”というものをまとめて新しいものを用意していました。

実際にはここの対策が一番大変なので各自取り組む必要があります
正直、論文の型だけだったら半日あれば十分です。
この記事を見た後からそれらしいものは書けるようになると思います。

対策については、施策をファイリングしたり、論文ノートをつくって知識の整理とインプットをする必要があります。

特に②はオリジナリティーが出ますし、他人と差をつけるチャンスもありますので十分に時間をかけて対策をしてください。

また、この機会に文書ルールを確認して論文を書く際に普通にできるようにしておくと思いがけない減点をされないでしょう。

こちらには筆記試験の対策をまとめてあります。

論文の型

ここでは論文の型を紹介してみます。

色々な型があると思うので各自に合えば採用してみてください。

管理職試験Aの論文の型

(1)
1●●の推進(or整備)
資料1から〇〇が、資料2から◎◎がわかる。このため●●が必要がある。

2■■の推進(or整備)
1と同様。

3★★の推進(or整備)
1と同様。

(2)
1□□な東京の実現(ここは無くても問題ないそうです。)
 現在、東京は△△な問題に直面している。また、▲▲な問題も抱えている。しかし、東京はこうした中でも日本全体を牽引していかなければならない。このため、□□な東京を実現する必要がある。

2課題の背景と分析
 □□な東京の実現に向けた課題の背景について、次の通り分析する。
第一に●●が不十分であり、××な懸念があるorが不足している。(●●は2点ほどできていない旨を書く。)

第二に

第三に

3課題の解決に向けた施策
前述した課題に対し、次の施策を講じる。

第一に●●を進める。((1)で上げたタイトルとほぼ同じ内容にする。)
(①)具体的には~。(②)また~。(③)さらに~。(ここで2~3点ほど解決策を記載する。③はなくても良い。)
もっとも~な点で懸念もあるが、~をすることで対応する。(①~③で考えられる突っ込みどころをここでつぶします。さらに、ここは自分で考えたオリジナリティーを出したいところ。)

第二に

第三に

4世界一の都市・東京の実現に向けて

□□な東京の実現は容易ではない。様々な視点から戦略を策定し、国や自治体、民間企業と連携しながら施策を実施していく必要がある。私は管理職として全力をあげて職務を全うする所存である。


(4はまとめだけでもいいくらいなので参考にしてください。
あった方がいいという程度です。

管理職としての意気込みなどを自由に書いてアピールしてください。)

時間配分など

論文を書く上では上の型を参考に、レジュメを書いた方が論点がずれていかずに書きやすくなります。
いわば、骨格(論文の型)にその場で与えられた内容をはめ込んでいくような感じです。

上に書いた論文の型の●●や記号の箇所に当てはめていくと言えば伝わるでしょうか。

課題をあげ、それを分析し、解決策を述べる。
これを3点書き上げるだけです。

試験時間は2時間50分あります。
資料を読み込みレジュメを作成するのに40分程度かけて大丈夫です。
その後に書くのが早い人はもう少し時間を取っても大丈夫です。

ここがしっかりできていれば、残りの2時間程度で論文を書き上げることは問題ないと思います。
上手くハマれば完成論文の組合せ転写で済んでしうかもしれません。

恐らく練習ではもっと早く書き上げられると思いますが、緊張などで書き直しが多発しこれくらいの時間はかかるでしょう。

残った10分は退出せずに最後まで論文を見直し、可能であればまずいところを修正してください。

イメージはついたでしょうか?

管理職の添削は必要?

結論から言うと、していたほうが良いです。

正直論文だけなら、このブログの内容で対策をすれば合格レベルに達するのですが、
管試Aはそれだけでは合格できません。

管理職に「自分は管試A対策を本気でしています。」というのをアピールする必要があります。
勤務評定を良くしてくれる可能性もあります。
これがあるかないかという点ではかなり大きいかと思います。

特に、勤務評定や適性というところも加味される試験のため、何が正解かわかりません。
少しでも合格可能性を上げるためにも管理職の添削はこういったことから必要です。

主任試験の対策でもこういった対策法について触れているので再度確認してください。

まとめ

いかがだったでしょうか?
論文に関しては、ここまでできていれば対策としては十分でしょう。

夫が対策していた時は主任になった一年目から対策をしていましたので数か月戦っていましたが、この記事は数分で読めるものにまとめてしまいました(笑)

最後まであきらめず頑張ってください。
今から頑張っていればAでなれなくてもいつかはBで管理職になれると思います。

あとは、口頭試問という最後の関門がありますが、そちらについてはトップシークレット情報として現在まとめています。

おそらくここだけなのか?というくらいなかなか見られない情報になるので管試職になりたい人は必見です。
後日ブログとnoteで出そうと思います。

タイトルは「管理職試験A対策~口頭試問編~(仮)」です!
本気で目指されている方は楽しみにしていてください。

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