都庁の主任試験~論文編~

現役都庁パパ式対策について
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こんにちは。
ナースママです。

お待たせしました。
今日は「都庁の主任試験の論文」について書いていきます。

具体的な対策方法についてまとめていますので是非参考に読んでみてください。
おすすめの参考書も載せています。

それでは行ってみましょう!

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論文試験とは?

前回の記事で、主任試験の筆記試験については対策法をお伝えしました。
前倒し試験で無事に筆記試験を突破すると、本試験からは論文試験を受けられる用になります。

前倒しに受かっていない場合は筆記も論文も受けることになってきます。

今回は、論文について書いていきます。

論文と聞くと

  • 難しそう
  • 何を書くの?
  • 対策法がわからない

という声が聞こえてきそうですが、主任試験の論文は1度身につくと確実に合格論文が書けるようになりますので心配ご無用です。

論文については

  • 職場もの
  • 都政もの

が出題されますが、ここでは職場ものについて書きます。
どっちがいいの?という議論がありますが、対策のしやすい職場もので十分です。

対策を始めると先輩方の情報で

先輩職員A
先輩職員A

職場ものは差がつかないから都政もののほうが受かりやすいよ

先輩職員B
先輩職員B

管理職試験を受けるなら都政ものをやっていた方がいいよ

なんてことを聞くかもしれません。
しかし、合格するには職場もので十分なんです。

都政もののデメリットは

  • 対策に時間がかかる
  • 予想が外れるとかなり厳しくなる

ことが挙げられます。

一方で職場ものは以下のメリットしかありません。

  • 対策がしやすい
  • パターンを暗記しやすい
  • どんなものがでてもその場で対応できる

論文は、この後に書く対策がしっかりできれば普通に書いて受かりますし、管理職試験の論文は主任試験の都政ものを対策をしたからといって書けるようになりませんし、その時にやれば大丈夫です。

主事の皆さんは、主任試験に合格することが目標になっているはずなので、まずは、これを突破できる確率が高くて効率の良い勉強をする必要があるのです。

身に着けるべき論文の型

論文の対策としては職場もので書いていく方針は見えましたね。

どのような書き方をすればよいのかについてですが、都庁の採用試験を突破してきた皆様でも数年たっていると忘れてしまいますよね。

受験生時代に使っていた参考書を読み返しても良いのですが、主任試験は三段論法で書く型が主流のため、この形は変えない方が良いと思われます。

こちらは以下でズバリ論文の形を書きますので、まずはこれをしっかり身に着けてください。

主任試験の論文の型

⑴都の各職場では(職員間の連携)を強化し、円滑に職務を遂行することが重要である。しかしながら、設問の職場では、円滑に業務を進めていく上で以下の3つの課題がある。(( )内は書いていく論点に関係するもので合うものに変える。)

第一に●●である。(資料αによると、)○○という事実がある。要因として~が挙げられる。このままでは~になってしまう。

第二に▲▲である。(資料βによると、)△△という事実がある。要因として~が挙げられる。このままでは~になってしまう。

第三に◆◆である。(資料γによると、)◇◇という事実がある。要因として~が挙げられる。このままでは~になってしまう。


⑵ ⑴で述べた課題を解決していくため、私は主任として以下の3点に取り組む。
1.小見出し①
設問の職場では~する必要がある。または 問題が生じるのは~が原因である。(こうしたいという方針)
そこで、私は、まず~ 次に~を行う。(具体的な取り組みを2つ)。
この取り組みをすることで、●●が改善される。

2.小見出し②
設問の職場では~する必要がある。または 問題が生じるのは~が原因である。(こうしたいという方針)
そこで、私は、まず~ 次に~を行う。(具体的な取り組みを2つ)。
この取り組みをすることで、▲▲が改善される。

3.小見出し③
設問の職場では~する必要がある。または 問題が生じるのは~が原因である。(こうしたいという方針)
そこで、私は、まず~ 次に~を行う。(具体的な取り組みを2つ)。
この取り組みをすることで、◆◆が改善される。

4.主任として
以上3点の取組みにより、課題は解決され、円滑に業務を進めることができる。
私は、課長代理の補佐役である主任として都民ファーストの視点を忘れず、これからも積極的に都政に尽力する所存である。

論文の内容について

型を覚えたら次は内容です。

基本的には以下のことがアピールできている論文を作成する必要があります。

  • 課長代理を補佐する
  • 自ら積極的に

その上で、どの参考書でインプットするべきなのかをズバリ載せます。

この本に書いてあるシチュエーションを暗記すれば本番で書けなくなることはあり得ません。

論文の型で覚えた出題文から抽出する論点3つは、この本に書いてある対策を書いていけば十分です。
これ以上にマニアックな対策や独自に編み出した解決法を用意する必要はありませんのでご安心ください。

よくある論点としては

  1. 仕事の進め方
  2. 人材育成
  3. 都民との関係
  4. 職員連携

が挙げられます。

試験で書き上げていく論点はこの分類に落ち着きます。
これらはさらに以下のように細分化できます。
※ちなみに論点とは、論文の型で書いた「●●▲▲◆◆」にあたるところです。

1.仕事の進め方

超勤縮減、効率化、業務改善、コスト、経営感覚、進行管理、情報共有、業務分担、組織間の調整

2.人材育成

技術継承、OJT、新人・転入者育成

3.都民との関係

都民ニーズ、信頼、顧客満足、説明責任

4.職員連携

チームワーク、成果、コミュニケーション、組織目標

究極を言うと、上記全てについて対策を用意していれば合格に十分な論文を用意することができるのです。
それが先ほど紹介した参考書で身につきます。

「用意していなかった、、、」

と本番に青い顔をしなくとすむどころか

何が出ても余裕

という心構えで本番に臨めるのでその領域に達するまで対策をしてください。

ここまで用意してもどうしても本番しっくりこないことがあるかもしれません。
これについては最終手段として進行管理で書いていけば大丈夫です。
なぜかというと

どんな出題もさまざまな問題のために業務が進んでいないため、計画を立ててそれの通りに進行管理をするのは必須だからです。

試験対策期間について

これまでは試験の対策方法をお伝えしてきましたが、どれくらいの対策期間が必要なのでしょうか。

対策期間としては2か月あれば十分です。

ただし、合格論文がインプットされていることが条件です。

このブログを読んでくださっている皆様には、ほとんど必要ないかもしれませんが、合格論文は念のため職場の先輩等から入手してインプットしてください。

入手ルートがどうしても無ければ、職員課か人事担当に問い合わせるともらえる可能性があります。

ここまで完了していれば、先ほど紹介した参考書をインプットして、管理職の添削を受ければOKです。

管理職の添削について

論文の対策として、複数人の管理職に見てもらうことは必須です。

理由は以下の通りです。

  1. 試験受けますアピールができる
  2. 自分の論文の修正点がわかる

一つ目は、いろいろと配慮してくれる可能性もありますし、アドバイスや参考論文をくれる可能性もあります。また、勤評も良いものがつく可能性があるからです。

二つ目は、複数人に指摘されたところが修正必須事項になるので、論文がブラッシュアップされるからです。

3人くらいの管理職に見てもらい、フィーリングの合う人に見てもらうのが良いでしょう。

変な趣味があったり、参考書で書いてあることに反することを言ってくる管理職の添削は即刻打ち切っていいので気にしないで大丈夫です。

ただし、先ほども書いた通り、複数人に指摘されていることは要修正事項なので必ず改善してください。

ここまで論文について完全版を書いてきました。
ここでの対策ができれば高確率で合格できるでしょう。

この記事を信じて頑張ってください。

まだ読んでいない方は、主任試験の筆記についての記事も読んでください。きっと役に立ちます。

今回は以上です。

良い週末を!

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